経済政策 2009 5 30
今日(2009年5月30日)のニュースでは、
「消費者庁、今秋発足へ」とあります。
そこで、この機会に、経営者も投資家も、
意識改革を、いや発想の転換を図るべきです。
「消費者重視の経営が、経済成長につながる」と。
昔は、経済成長というと、産業優先、産業育成でした。
しかし、こうした政策は転換点を迎えていると思います。
これは、基本的に、発展途上国の政策でしょう。
日本は、新しい時代へ向けて、
意識改革や発想の転換を図るべき時が来ていると思います。
古い経営者や投資家は、
「消費者重視は、経営にとって、マイナスではないか」と思うでしょう。
本当に、そうでしょうか。
昔は、環境重視、環境優先というと、
「それは、経営にとって、マイナスである」と、よく言われました。
しかし、今や、多くの日本企業は、
環境をビジネスにするようになったでしょう。
むしろ、環境ビジネスや環境技術こそ、日本の強みと言うようになったでしょう。
環境ビジネスや環境技術に乗り遅れた企業が、
どうなったか知っていますか。
いつの間にか、潮目は変わるのです。
消費者軽視の企業は淘汰され、消費者重視の企業が生き残る。
とりわけ、低成長時代は、そういう傾向が強くなるでしょう。
この際、消費者重視こそ、金儲けの秘訣と思いましょう。